きくちのまんま新聞
2025.12.16
選別の徹底・計画出荷で需要期を狙う 「ほりだし君」「べにはるか」1500トン出荷へ JA菊池甘藷部会
JA菊池甘藷(カンショ)部会は12月4日、出荷本番を前にサツマイモの目ならし会を開きました。出荷規格を再確認し、部会員の意識統一を図りました。収穫作業がおおむね終わり、選別の徹底と計画的な出荷で需要期を狙います。総出荷量は1500トンを見込んでいます。

最盛期には日量約10トンを出荷予定で中国・近畿地方、福岡、県内へ来年6月まで出荷。品種はほくほく食感の「ほりだし君」と、しっとり甘い「べにはるか」。市場販売だけでなく、輸出や直売所での販売も行います。

大津町を中心に栽培する部会員は29戸で、栽培面積は62ヘクタール。11月に収穫を終え、今後は貯蔵庫で熟成されたものを出荷していきます。

大田黒部会長は「酷暑の心配もあったが、収穫は順調に進み11月下旬には終了した。品質良好で、収量もある。貯蔵したイモはより甘味が増して美味しくなる。部会員一丸となって計画的に出荷を行い、需要期にもしっかりいいものを出していきたい」と気合を入れています。
JA菊池南営農センターの西指導員は「これからが出荷本番。消費地での評判も良く、市場からの要望も多い。情報交換を密にしながら高品質な部会カンショを売り込んでいきたい」と話しました。







