きくちのまんま新聞
2025.12.03
地元特産のお茶を味わって 小学生お茶講座継続13年 JA菊池茶部会青年部
JA菊池茶部会青年部は地元特産の茶の魅力を知ってほしいと、地元の小学生に向けてのお茶講座を始めて13年。5年生を中心に、1校から始まり、徐々に要望が高まり今年は町内の小学校6校で講座を開き、約500人の児童が参加しました。

大津町立大津小学校の5年生は150人が11月17日、「玉緑茶のおいしい入れ方講座」を学び、急須で入れたお茶を味わいました。日本茶インストラクターの資格を持ち、町内で茶を栽培する同青年部の瀬川さんが講師を務め、茶の栽培や成分などを話し、入れ方を説明しました。茶部会青年部、県・JA茶担当職員が協力。

児童らは熱心に話を聞き、4~5人のグループごとに分かれて実習しました。児童らは「入れ方がわかってよかった」「お湯の温度で味が変わることを知った」「お茶ってすごい」「水出し茶がおいしかった」などと感想を述べていました。質問も飛び交い瀬川さんも丁寧に答え「家でもお茶を入れてみて」と呼び掛けました。
瀬川さんは「年々講座を要望する学校が増え、日程調整が大変だったが、お茶の話を熱心に聞き、自分で淹れたお茶を味わい楽しんでくれてうれしく思う。これからもお茶の魅力をしっかり伝えていきたい」とにこやかに話しました。








