きくちのまんま新聞
2025.12.04
冬を彩るシクラメン 高校生が1年3ヵ月丹精込めて育て販売 菊池農業高校園芸科
熊本県立菊池農業高校園芸科草花専攻の生徒が栽培するシクラメンの販売が11月4日から始まりました。赤やピンク、花弁にウェーブが入るものなど、30種類2000鉢が温室にズラリと並び出番を待っています。ボリュームがあり、花持ちがいいと人気。

菊池農業高校では、種まきから栽培。1年3ヵ月をかけてこまめな管理作業を行います。仕上げは専攻科3年生8人が担当し、心を込めて管理しています。
菊農生徒の嶋田さんは「花を中心にきれいに咲かせるために葉を寄せる葉組みや、球根に光を当てて成長を促すリング入れなどを毎日こつこつと頑張りました。販売が始まり、お客さんが喜んで買ってくれるのがうれしいです」と笑顔を見せ作業を進めました。

菊池農業高校では、葉が成長し始めてから仕上げまで葉組作業を7回行います。その作業を多くしたほど葉のボリュームがあり、花もよく咲くといいます。
栽培指導をする盛一講師は「暑い中、生徒らの頑張りで良い花ができました。生徒らは時には販売対応も行い、お客様と笑顔で触れ合い励みになっています」と話しました。
販売は学校の温室で、平日の10時から16時、12月まで行います。(なくなり次第終了)11月16日の同校文化祭でも販売し、人気商品の一つとなっている。






