旬の情報
2020.11.13
ショウガ
JA菊池管内でショウガの出荷最盛期を迎えています
契約販売で、加工用、青果、タネ生姜として出荷。生産者は収穫したショウガの土を落とし、畑でコンテナ(1コンテナ15キロ)に詰め、そのまま集荷場に持ち込みます。その日に出荷、または貯蔵するというシステムで、洗いや箱詰めの手間が省け、農家の労力軽減にもなっています。
部会員は20戸で2、5ヘクタールを栽培、出荷は50トンを見込んでいます。
中山間地の作物対策として2007年に作付が始まりました。10戸で251アールの栽培を始め、品質も良く、9年に部会を発足。売り先を検討し、契約先が定着し、価格も安定したことで、部会員も徐々に増えました。
生姜部会の葛原誠幸部会長は「生育期の長雨に心配したが、品質は良好。小ぶりで、収量も少し減少気味だが、収獲は順調」とコンテナに詰めたショウガを集荷場に降ろしました。
JAの岩根正孝指導員は「例年11月上旬からの収穫ですが、10月に入り冷え込む日が増えたので、霜が降りる前に収穫を急ぎました」と、荷受け作業に忙しい。11月中に収穫を終え、12月下旬まで出荷する予定。