旬の情報

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2020.09.09

栗出荷本番!水処理と厳しい選果で信頼される産地づくり

 JA菊池管内でクリの出荷本番を迎えました!JA栗部会は収穫後の水処理の徹底、検査員と選果機による厳しい選別で「菊池栗」の信頼される産地づくりを目指しています。収量増加で、職員が庭先集荷に回り、農家の労力軽減に一役買っています。

 

 

 早生品種「丹沢」の出荷が8月20日より始まり、日量3トンを出荷中。9月に入り「杉光」「ぽろたん」、9月中旬には「筑波」「銀寄」「利平」「美玖里」と続きます。出荷は10月中旬まで。本年の出荷計画は160戸で180トンを見込んでいます。

 

 

 地域ごとの査定会も行い部会員の意識を統一しています。収穫後の水処理で個別選別も徹底!更に集荷場に持ち込まれたクリは、担当職員と検査員が厳しくチェックし、選果機で等階級ごとに選別し箱詰めします。生産者の個人格差をなくし、病害虫・腐敗果の軽減、鮮度保持に繋がっています。

 

 

 JA指導担当の山口博司職員は「長雨の影響で小ぶり傾向ですが、天候の回復で甘みのある栗に仕上がっています。猛暑により裂果や虫食いも見られるので選別を徹底して行い、高品質なものだけを出荷します」と話していました。3年前に管内に完成した栗の加工所「和栗Japan」への出荷も順調☆新鮮なうちにペースト状に加工され、菓子の原料になります。