ほっと一息

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2026.08.07

おいしく食べて美しく

JA広報通信2026年8月号

管理栄養士・フードスタイリスト●大槻万須美
イラスト:宮下めい子

 

スパイスで体の内側から肌ケアを

 

 まだ暑さの続くこの時期はエアコンによる乾燥、紫外線や汗による肌荒れなど、特に肌にとって過酷な時期です。日焼け止めや保湿などのスキンケアに加えて、手軽に内側からの肌ケアをしてみませんか。スパイスは手軽に取り入れやすく、肌の健康を内側からサポートするさまざまな成分が含まれています。

 

■ ターメリック
 カレーなど黄色の色付けとしても知られ、強い抗酸化作用を備えています。野菜・魚介料理と相性が良く、ヨーグルトサラダのトッピングに使うこともあります。少し苦味があるため、同じく強い抗酸化作用を持つコリアンダー(パクチー)などと併せてトマトスープに入れると、栄養素や味のバランスも整いやすくなります。オリーブ油やバターでスパイス類を炒めてから煮込むと香りも良く、吸収率もアップしますよ。
■ コリアンダー(パクチー)
 種子を使用します。強い抗酸化作用を持ち、肌の張りをサポートするビタミンCを含みます。魚や鶏肉の下味付けや、マヨネーズとあえてサラダの風味付けにお薦めです。
■ ショウガ
 抗酸化・抗炎症作用で知られ、血行促進効果や消化促進作用も期待できます。知らず知らずのうちに冷えてしまった内臓を温め、肌の健康ケアに役立ちます。
 私は少量すりおろして蜂蜜と一緒にホットティーに加えています。生のまま使うと抗酸化作用が高まりますが、刺激が強いので多くても小さじ2分の1程度に抑えましょう。
■ シナモン
 抗酸化作用や抗炎症作用で肌トラブルの予防効果が期待されます。料理・ドリンク・スイーツなど、オールマイティーに使われますが、実は野菜や肉料理にもよく合います。
 なお、多くのスパイスは、体質や体調によって刺激を受けやすく過剰摂取や胃腸が弱っているときの使用には気を付けましょう。自身に合う種類や量を見つけるためにも、少しずつ試すようにしましょう。

 

 

管理栄養士・フードスタイリスト
大槻 万須美(おおつき ますみ)
「楽しく食べて健康に」。食の大切さを伝えるため、料理教室や食育講座、バレエダンサーやアスリートのパーソナル栄養サポート、レシピ・コラムの提供など幅広く活動。