きくちのまんま新聞
2026.07.13
無農薬無化学肥料栽培で低温圧搾法 良質エゴマ油用のエゴマの種まき 菊池えごま生産組合
JA菊池管内の農家らでつくる菊池えごま生産組合は6月28日と29日の2日間、菊陽町でエゴマの種まきを行いました。10月末に約2トンの収穫を見込んでいます。栽培に取り組み11年、認知度も高まり、問い合わせも増えています。
組合員13人は菊陽町を中心に大津町などの山間地で約320アールを栽培する。上村幸男組合長は「無農薬、有機質肥料で栽培し、低温圧搾法で絞るので良質な油ができる。良い苗を育てしっかり栽培していきたい」と話しました。

地域の特産にしたいとの願いを込めて毎年約7000本の「きくちのえごま油」(45グラム入り)を製造。JAの直売所や県内のデパート、ネット通販などで販売。3月には地元の食品業者などに対し、エゴマパウダーを使った料理の試食交流会も行い、油以外でもエゴマを身近に感じてもらおうと積極的に取り組んでいます。
土地の有効利用を目的に2015年に研究会を設立。イノシシや鹿が食害しないエゴマを選んで生産を始めました。県独自の生産基準に基づいた熊本型特別栽培農産物「有作くん100」の認証も受けています。
熊本大学薬学部と連携し、エゴマの持つ動脈硬化予防に効果的なαリノレン酸について研究を進めてきました。新たに同大学フロンティアデータサイエンス化血研寄附講座中村研究室が中心となり、数値化によるエゴマ油の評価基準をつくるプロジェクトが始動。「きくちのえごま油」の品質の高さを消費者にわかりやすく伝えるためです。種まきは、同大学の教授らも参加し、組合員らと交流を深めました。







