ほっと一息
2026.02.10
トラブル回避の基礎知識 ウオーターサーバーの契約トラブルにご注意!
JA広報通信2026年1月号
国民生活センター相談情報部●鎌田伊津子
商業施設内の特設ブースなどで勧誘を受けるウオーターサーバーの契約トラブルが増えています。
【事例】スーパーのイベントスペース前で声をかけられ、ミネラルウオーターとウオーターサーバーの契約を勧められた。「サーバーは3年間無料でレンタルでき、水の配達は初回無料でその後いつでも止められる」と言われたので申し込んだ。その際、読んでおくようにとマーカーで線が引かれた書類を渡された。
その後、水の配達間隔を約2カ月後に延ばしてほしいと連絡をしたが、3週間後にまた水が届き、不要だと感じたので電話で解約を申し出たところ、3年以内に解約すると違約金が発生すると言われた。解約時の違約金について聞いていないので納得できない。

【解説】通常、消費者が店舗で買い物をする場合には、購入したい商品などの情報をあらかじめ調べたり、複数の商品を見比べて判断したりすることができますが、不意に声をかけられて急に勧誘トークが始まると、冷静に判断できないまま話を聞く状況になります。
事例のように「解約時の違約金について聞いていない」など、契約内容について十分な説明がされていないと思われるケースが多く見られ、中には、ウオーターサーバーのレンタルだと勧誘され契約したが、実際は売買契約になっていたなど、勧誘時に虚偽の説明をされたというケースの相談も寄せられています。
勧誘を受けた際は、本当に必要かを冷静に考え、不要ならきっぱりと断りましょう。契約する場合はウオーターサーバーの価格や機能などを比較検討することが大事です。また、契約書は「解約」に関する条項を中心に内容を確認し、不明な点や疑問点があれば事業者に質問しておきましょう。
なお、勧誘方法によってはクーリング・オフや契約の取り消しなどができる場合があります。トラブルになった場合は、最寄りの消費生活センターなどに相談しましょう。


