レシピ

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2025.11.30

日本の伝統食材 こんにゃく(1) サケと根菜のみそバター鍋 健康食材活用レシピ集

JA広報通信2025年11月号

レシピ提供:日本こんにゃく協会

 

材料 2人分

板こんにゃく…1枚(250g)
生サケ…2切れ
ダイコン…200g
ニンジン…1/3本
ゴボウ…1/2本
シイタケ…2個

A
 だし汁…600ml
 みそ…大さじ3
 酒・みりん…各大さじ1
 ニンニク(すりおろし)…大さじ1/2

バター…10g

 

作り方

①生サケはひと口大に切る。ダイコンは1cm厚のいちょう切りに、ニンジンは1cm厚の輪切りにして、型を使って花の形に抜く。ゴボウは斜め薄切りにし、シイタケは石突きを取り、飾り切りにする。板こんにゃくは端から1cm厚にスライスし、中心に2、3cmほどの切り込みを入れる。できた穴に上下どちらかを通してねじりこんにゃくを作り、中火で2、3分ほど下ゆでする。

②鍋にAを入れて混ぜ、①の具材を加えてふたをして強火にかける。沸騰したら弱〜中火で10〜15分煮込む。

③全体に火が通ったら、バターをのせる。

 

こんにゃくの歴史と作り方

 こんにゃくの歴史ははっきりとは分かっていませんが、6世紀頃医薬品として仏教とともに中国から伝わったとされています。
 原料のこんにゃく芋は口の中がピリピリするほどの強烈なえぐ味があり、そのままでは食べられません。そのため、芋を擦りおろしてゆでた後に、水と凝固剤(水酸化カルシウムなど)を加えて混ぜ、えぐ味を抜いて固めてこんにゃくを作っていました。現在はこんにゃく粉に水と凝固剤を入れ、練って固める手法が主流です。

参考:日本こんにゃく協会ウェブサイト