きくちのまんま新聞
2025.10.25
五穀豊穣に感謝 菊池神社献穀田抜穂祭
菊池地方の五穀豊穣に感謝する「抜穂祭」の神事が7日、菊池市今の菊池神社献穀田で厳かに行われました。神社奉賛会員、JA、行政他関係者30人が参列しました。67年続く伝統行事。早乙女役をJA菊池女性職員4人が務めました。
神事の後、神職による雅楽の演奏が響く中、早乙女と白丁(はくちょう)姿の神社総代5人が献穀田に入り、色付いた稲穂を鎌で収穫しました。収穫された「ヒノヒカリ」は、12月17日に神社で行われる新嘗(にいなめ)祭に献上されます。
大田主を務める木下彰さん(45)は「高温続きの天候に心配したが、台風もなくしっかり管理もでき良い米ができた」と安堵した表情を見せました。
早乙女役の森下穂和美さん(19)は「大役を終えてほっとしているしっかり刈ることができて良かった」と笑顔を見せました。





