きくちのまんま新聞
2025.10.01
待望の販売高10億円を突破! JA菊池すいか部会
JA菊池すいか部会は9月9日、第18回目となる総会を熊本市で開きました。2008年に統一部会となり、24年度の実績で目標としてきた販売高10億円を突破しました。施設整備に合った適正作型に取り組み、部会青年部を早くに発足させ、後継者育成にも力を入れ勉強会などを強化。高品質、収量の安定を図ってきました。
高齢化や資材高騰、気候変動などに悩まされるも、栽培講習会などで意識を高め、部会員の結束と組織の団結で「菊池すいか」ブランドの確立を目指してきました。
安武茂部会長は「品質と味にこだわり、地域に合った作型、品種の検討など部会員ひとり一人が熱心に向き合い、学び合い情報を共有してきた成果。若い後継者も育ってきている。高品質、安定出荷に向けて更に精進していきたい」と話しました。
JA担当の山野邦彦指導員は「農業を取り巻く環境は厳しい状況が続いているが、25年産の春スイカは大玉で高単価なものを出荷することが出来た。10月からは秋スイカの出荷も始まるので、市場と情報を共有し、有利販売に努めていきたい」と話しました。
総会では、26年産に向けて「安定生産に向けた基本技術の徹底」「菊池すいかの出荷時期と商品性の向上」への取り組み事項も共有し、更なる部会員の団結を誓いました。
東組合長より表彰を受ける安武部会長(右)