きくちのまんま新聞
2025.09.29
消費者ニーズに合った大玉生産で産地維持と経営安定 JA菊池メロン部会総会・出荷反省会
JA菊池メロン部会は9月2日、2024年度総会と25年産春メロンの出荷反省会を開きました。26年産に向けて生産・販売の対策を協議。より高品質で消費者ニーズに合ったカット可能な大玉生産に取り組むことなどを決め、メロン産地の維持と農業経営安定を図ります。
生産面では作型による適期播種、生産履歴の徹底、つる割病耐病性品種の本格的な導入、フェスタメロン2番果収穫による収益性の向上などを強化。販売面ではSNSを活用し、市場との情報交換を密にして有利販売に繋げていきます。消費地での試食宣伝販売会やイベントでの販売会、ネット販売などでの販売強化も図ります。
品種は「アンデス」「フェスタ」「イエローキング」の3種。25年産は部会員18戸、作付面積435アール。高品質と大玉出荷で単価を維持。優秀農家4組を表彰した。入賞者は次の通りです。
春作の部=宮﨑文昭・恵美、後藤秀孝・眞津代、古荘正光・貴美子▽秋作の部=池田一郎