きくちのまんま新聞

きくちのまんま新聞

農業を担う若者を育てよう 農業経営者育成研修会 熊本県農業関係高等学校校長会

熊本県農業関係高等学校校長会は8月19、20日の2日間、県立菊池農業高校を主会場に、農業を担う人材を育てようと「農業経営者育成研修会」を開きました。県内の農業高校から34人が参加しました。愛知県農業高校生視察研修派遣団の10人も参加しました。

 

研修会では、合志市で稲作とカスミソウを栽培する坂本農園の坂本悠三さんが「就農して学んだ儲かり続ける方法」と題して、繁殖農家岩根畜産の岩根太一さんが「畜産業の魅力と目標の設定」と題して講演。それぞれが就農までの経緯や就農してから学んだことなどを語り、「やり方次第では可能性があり面白い農業、夢の実現に向けて一歩ずつ進んでほしい」とエールを送りました。質疑応答では、参加した高校生から多くの質問があり、講演者が丁寧に答え、活発な意見交換となりました。

 

菊池農業高校3年生の太田陽咲さんが「農業の魅力や大切さを学んだ。就農したさいに生かしていきたい」と参加者を代表してお礼の言葉を述べました。

 

 講演会の他、愛知県の研修生との意見交換や、熊本県立大学環境共生学部の柴田祐教授による「地方創生と地域農業の役割」についてのワークショップ、園芸部門と畜産部門に分かれての視察研修などもありました。