きくちのまんま新聞

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守り続けて良かった  献穀事業65年ぶり 合志市

菊池地域献穀事業の清祓(きよはらい)祭と播種(播種)祭が5月27日、合志市で開かれました。菊池地域では10年ぶり、市内では65年ぶり。同市荒木義行市長、JA菊池東哲哉組合長他関係者約60人が出席しました。

 

 

神事では、斎田清祓の儀、播種の儀、玉串拝礼などがありました。6月に御田植祭、10月に抜穂祭、奉告祭があり、10月下旬に宮中へ献上されます。

 

献穀者の嶋田昭一さん(70)は「先祖から受け継ぎ、守り続けてきた田んぼで、このような役目を賜り感無量。就農50年目という節目でもあり、小さいころから関わってきた米作り。暑さや台風にも負けないよう普段通りに大切に育てたい」と決意を示しました。妻の絹子さん(62)と栽培管理を行います。

 

同事業の協議会副会長を務める東組合長は「献穀者、合志市、地域のみなさまと共に見守り、支援していく」と話しました。