きくちのまんま新聞
2025.06.22
乾燥ニンニク出荷本番 JA菊池にんにく部会
JA菊池にんにく部会は10日、乾燥ニンニクの出荷本番を前に目ならし会を開き、出荷規格や出荷日の確認を行いました。県内や愛知の市場、契約する加工業者へ、9月上旬までに14トンの出荷を見込みます。部会は菊池市を中心に16戸で、栽培面積は20ヘクタール。取引先からは辛みが強く、味も良いと好評を得ています。
畜産が盛んな旭志地域では耕畜連携の取り組みが盛んです。ほ場に良質な堆肥を投入することで、大粒で味も濃く品質の良いニンニクが育っています。収穫は5~6月。5月下旬から6月上旬まで生ニンニクとして出荷。残りは乾燥ニンニクとして出荷します。JAに設置する乾燥機、冷凍保冷庫の活用で品質を保ち7月から8月上旬に出荷最盛期となります。
にんにく部会の水上信彦部会長は「昨年は天候不順に悩まされ小ぶり傾向で収量も少なかったが、今年は大きさもまずまずで品質も良好」と笑顔を見せました。
JAは担当の吉良優輝さんは「品質良好で収量もある。昨年は苦戦したが今年はしっかり販売していきたい」と話しました。