レシピ
2025.06.22
水牡丹(みずぼたん)
JA広報通信2025年6月号
赤堀料理学園校長 赤堀博美
食卓を彩る旬のレシピ
くず粉を使った涼しげな和菓子
水牡丹(みずぼたん)
材料 4個分
白あん 80g
梅肉 小さじ1/2
干しあんず 2個
くず粉 32g
水 200ml
グラニュー糖 40g
作り方
〈下ごしらえ〉
白あんに梅肉を混ぜて4等分に丸める。干しあんずは半分の厚さに切る。プリンカップにラップを入れる。このとき、ラップがカップの上に出るようにする。
①くず粉に水を少し加えて湿らせる。10分ほど置きに木じゃくしで混ぜ合わせ、よく溶かす。残りの水とグラニュー糖を合わせてよく溶かして火にかけ、木じゃくしを鍋底に付けてかき混ぜながら火を通す。
②少し塊ができたら火から下ろし、全体が滑らかになるようかき混ぜる。再び火にかけて透明になるまでしっかり練る。
③火から下ろし、熱いうちに②をプリンカップへスプーン1杯くらい流して干しあんずを置き、丸めた白あんをのせる。その上から②の残りを流す。最初に流したくずと上から流したくずがしっかりとくっつくように菜箸などでならす。
④形を整えてラップの口を輪ゴムで閉じる。カップごと氷水に漬け、冷やし固める。
⑤ラップを外して菓子皿に盛り、クロモジ(材料外)を添える。
赤堀料理学園校長
赤堀博美
東京都文京区小石川生まれ。管理栄養士。日本女子大学大学院食物栄養学専攻修了。日本女子大学非常勤講師、十文字学園女子大学非常勤講師、日本フードコーディネーター協会常任理事。