きくちのまんま新聞
2025.06.14
カスミソウ就農に向け日々研鑽 JA菊池
JA菊池は、新たに就農を目指す人に対し研修を行っている。研修生の松岡大輔さん(44)は、4月よりカスミソウ栽培研修の受講を開始しました。同JA花卉部会の阪本貢紀さん(29)が受入農家として栽培研修を指導します。2年間の研修を経て、菊池市での就農を目指しています。
松岡さんは、同市出身。実家は稲作農家だが農業は未経験。前職で農家技能実習生の支援をしていたことをきっかけに、農業の魅力に気付き、県へ相談。同市がカスミソウの歴史ある産地ということを知り、自然豊かな地元での就農を決意しました。農地の目途は立ってますが、初期投資を抑えるため中古ハウスを探しています。
松岡さんは「研修の一つひとつが新鮮で、阪本さんのおかげで充実した日々を過ごしている。技術力を身につけながら、中古ハウスなどの情報収集も頑張りたい」と話しました。
阪本さんは「松岡さんは真面目な性格で、勉強熱心。10年前に自分が就農した時の経験を踏まえ、丁寧に教えていきたい」と話しました。