きくちのまんま新聞

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魅力ある畜産を次世代に  JA菊池一貫繁殖牛部会総会

JA菊池一貫繁殖牛部会は5月29日、第27回総会を菊池市で開きました。役員改選で新部会長に坂田昌平さん、副部会長に谷山英樹さんが就任しました。

 

 

石坂友信部会長が「繁殖維持、増頭を目指し、目標に向けて部会員の意識を統一し、魅力ある畜産を次世代に引き継ごう」と述べ、坂田新部会長は「関係機関と協力し、部会目標達成に向け尽力する」とあいさつしました。

 

2025年度は、部会推進計画「MNOプラン(新しい世代への継承、個々よりも組織力、明確な目標と成長戦略)」を推進し、経営の安定、後継者支援に力を入れています。MNOは「経営管理」「新世代」「組織化」を意味する頭文字から名付けました。

 

24年度の優秀農家を飼養頭数で3つのグループに分け、部門ごとに表彰し志気を高めました。最優秀受賞者は次の通りです。

▽雌の部=井智幸▽去勢部=近藤裕樹▽ETスモールの部=(株)グローイングファームミヤムラ▽繁殖回転率=前田裕治

 

 JAは1996年、安定的な肥育素牛確保のために繁殖事業に本格的に参入しました。部会は99年に発足しています。