ほっと一息
2025.05.13
脳トレ!手足の体操
JA広報通信2025年5月号
健康生活研究所所長●堤 喜久雄
指先合わせ体操で脳を鍛える
右脳は新しい発想や理論の創造を担当し、左脳は計算や分析を担当しています。左手を動かすことで右脳を、右手を動かすことで左脳の血行を促進し、鍛えることができます。
指先合わせ体操はまとめて長時間行うよりも、手が空いたときに繰り返し行い、1日5分でも続けるようにすると良いでしょう。
指先合わせ体操は一つ一つはとても小さな動きですが、動かす順番や回数など、パターンを変えることで脳をさらに効果的に鍛えることができます。
指先合わせ体操
(1)親指と人さし指の腹同士を合わせます。指を1本動かすことと足の屈伸運動は、脳にとっては同様の運動量とも考えられています。
(2)人さし指を曲げ、親指で人さし指の爪を押さえます。(1)(2)を時計の秒針よりやや早めに繰り返します。他の指でも同様に行いましょう。
応 用
(レベル1)右手と左手で、違う指で(1)(2)を繰り返します。指先も刺激され、血行が良くなります。
(レベル2)左右の動きをずらします。左手は(1)、右手は(2)の状態から左右同時に体操を繰り返します。