きくちのまんま新聞

ＪＡ菊池管内で小玉スイカの出荷が始まりました。２月１８日、生産者の髙島一久さんが合志市にあるＪＡスイカ選果場に持ち込んだ１２０玉を初選果。同日関東方面へ出荷しました。例年より３週間ほど遅れての出荷となったが、糖度も乗り品質良好。３月中旬より本格出荷が始まります。

同ＪＡ西瓜（すいか）部会の安武茂部会長は「気候変動により植え付けを２週間ほど遅らせた。年明けは寒波により生育が遅れ気味で心配したが、ＭⅬ中心で出荷が始まり安堵した」と話しました。

ＪＡの山野邦彦さんは「気温も徐々に上がり生育も順調。定期的に査定会を行い、ベストな状態で出荷していく」と話し、小玉スイカの出来を確認しながら選果機を稼働しました。

品種は「ひとりじめ７ＥＸ」を中心に、遅い作型で「ＢｏｎＢｏｎリッチ」があります。

同部会の小玉スイカ生産者は３０戸で、１２．６ヘクタールを栽培。４月にピークを迎え、６月中旬まで１８万玉の出荷を見込んでいます。大玉スイカは3月下旬より出荷予定です。