きくちのまんま新聞

きくちのまんま新聞

シンガポールからの旅行客がイチゴハウス見学 JA菊池イチゴ部会

JA菊池イチゴ部会は1月31日、海外旅行客の農業体験ツアーを受け入れ、同部会のいちおし「糖蜜使用こだわりいちご」栽培見学で対応しました。生産者の寿ファーム代表の前田寿英さんが、栽培管理やおいしさへのこだわりなどを話し「菊池いちご」をアピールしました。

 

 

見学に訪れたのは「九州の食を活用した高付加価値ツアー」にシンガポールから参加した12人。参加者は興味津々で、イチゴ栽培についての疑問を投げ掛け、前田さんの話を熱心に聞いていました。一般社団法人九州観光機構が企画。九州管内を回り、食に関する体験をする。熊本ではイチゴのほか、八代の晩白柚など4カ所の農作物現場で見学や収穫体験をしました。

 

 

JAからはイチゴ部会長と担当職員が同行。米どころ菊池もアピールしようと農産担当者も参加し「七城のこめ」のおにぎり試食や米の話もしました。参加者は、おにぎりと大玉イチゴを食べ「おいしい」と連発、驚きや喜びの笑顔を見せ、次の現場へ移動していきました。

 

 

 

JA北営農センターの矢野博之係長は「海外の旅行客対応は初めてだったが、生産現場を見て味わってもらい、注文も受けた。部会では海外への輸出も行っているが、シンガポールへは送っていないので今後検討したい」と話しました。