きくちのまんま新聞
2025.02.20
高品質を保ち、出荷規格変更で所得向上 JA菊池オクラ部会
JA菊池オクラ部会は8日、2023年度総会と出荷反省会を菊池市で開きました。出荷期間は昨年5月から11月下旬で、病害虫の影響も少なく高品質出荷続け、販売高を保ちました。また、100グラムから80グラムへと出荷規格を変更しました。
23年度は出荷者34戸がハウス栽培面積49アール、露地栽培面積199アール。出荷数量34万8181パック(1パック80グラム:前年対比106%)。販売高3020万8797円(同109%)単価87円(同103%)となりました。
JAオクラ部会の小西隆次部会長は「県内統一の企画となり、作業の手間や価格が心配だったが、単価が良く手取りが向上し、生産者の所得向上につながったので良かった」と笑顔を見せました。
担当の橋口裕幸指導員は「播種(はしゅ)、発芽、初期生育と順調だったが、梅雨の長雨や8月の酷暑など栽培環境は厳しかった。後半は線虫被害があったが、生産者の努力で病害虫の影響もなく平年並みの出荷ができ安心した」と話しました。
10アール当たりの出荷量上位者を表彰した。受賞者は次の通り。
◇ハウス栽培の部=瀬田俊治、美智子▽田中陽一、美也子
◇露地栽培の部=小西隆次、章江▽酒井浩治、紀子