きくちのまんま新聞
2025.02.06
「菊池の味ば忘れんでね」 菊池高校卒業生に「だご汁」提供
JA菊池女性部菊池中央支所加工グループ「お天馬会(おてんばかい)」は22日、熊本県立菊池高等学校内広場で、今春卒業する3年生に「郷土の味を忘れないで」の思いを込めて「だご汁」を振る舞いました。卒業生100食分を準備しました。
「朝ごはんを食べない子どもたちに朝食を!」と始めて、毎年卒業前のこの時期に提供しています。地元野菜がたっぷり入った味噌味のだんご汁は、材料も味噌も団子もすべてお天馬会メンバーのお手製。「材料はみんな菊池産ばい。菊池の味ば忘れんでね」と愛情たっぷりのだご汁を生徒一人ひとりに手渡しました。生徒らは「いただきます」と、だご汁を口にすると「おいしい」と笑顔だ。「もっと食べたい」とおかわりも続出。大なべはすぐに空っぽになりました。
同メンバーの坂本喜美代さんは「高校生の『おいしい』の笑顔がうれしい。郷土にある伝統料理や農産物に興味と関心を持ってほしいと続けている。菊池の郷土料理『だご汁』の味を覚えていてほしい」と話しました。