きくちのまんま新聞

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放置竹林伐採ボランティア 菊池農業高校農業科

熊本県立菊池農業高校農業科の1年生13人は11月7日、放置竹林の伐採ボランティアと粉砕実習を行いました。今年で5年目。継続することで、生徒らの関心も高まっています。

 

 

菊池市域学連携事業の一環で、①地域社会や産業界と協働し、地域課題解決のための実践力を身に着けること②放置竹林の環境問題や農業生産物の鳥獣被害の現状について学び、その解決に向けた伐採竹の活用について体験的な学習を行うーことを目的に行っています。

 

 

NPO法人菊池公園歴史の森理事長の原田高臣さんが、竹林の現状と同法人の活動などを語り、竹の伐採と粉砕指導をしました。

 

 

 

生徒らは、竹を伐採するときのロープの結び方や切り方を学んだ。切り倒した竹は粉砕機で粉砕しました。

 

 

小島幹大さんは「学校ではできない体験ができた。竹のことも学び、竹林整備の苦労を知った」と話しました。

 

 

粉砕された竹チップは持ち帰り、同校SDGs班が取り組む「竹チップ使用の段ボールコンポスト」の資材として用います。