きくちのまんま新聞

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「ヒノヒカリ」感謝込め収穫 菊池神社「抜穂祭」

  菊池地方の五穀豊穣に感謝する「抜穂祭」の神事が、菊池市今の菊池神社献穀田で7日、厳かに行われました。神社奉賛会員、JA、行政他関係者30人が参列しました。

 神事の後、神職による雅楽の演奏が響く中、早乙女役のJA菊池女性職員5人と白丁姿の神社総代5人が献穀田に入り、色付いた稲穂をかまで収穫ししました。収穫された「ヒノヒカリ」は、12月17日に神社で行われる新嘗祭に献上さされます。

 

 今年から太田主を務める木下彰さん(44)は「高温続きの天候に心配した。初めての大役に緊張しながら、しっかり管理をした。台風の被害もなく、良い米ができた」とほっとした表情だをみせました。

 早乙女役の森下穂和美さん(18)は「御田植祭が大雨のため神事だけでしたので、今回は早乙女役で稲を刈ることができて良かった」と笑顔で話しました。