きくちのまんま新聞

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いい夫婦の日カスミソウを

 JA菊池花卉(かき)部会は9月25日、カスミソウの出荷本番を前に出荷査定会と現地検討会を開きました。JA担当者が、最盛期に向けての出荷基準や栽培環境、市況について説明しました。

 カスミソウは、同部会の部会員70戸の内42戸が「アルタイル」を中心に、べールスターなど6品種を栽培します。ボリュームがあり、日持ちもよく、品質が良いと市場でも評価が高いJA菊池のカスミソウです。

 部会が設けるカスミソウ専門委員会の坂本悠三委員長は「猛暑が続くなど、天候不順により栽培管理に苦労があるが、高品質・安定出荷で選ばれるカスミソウにしたい」と話しました。

 

 JA指導担当の冨田惇志さんは「気象変化により開花が早まっている。日持ち検査もしながら、出荷調整や選別基準の見極めをしっかりしていきたい」と話し、販売担当の岩下将久郎さんは「11月には、いい夫婦の日に向けてしっかり売り込んでいきたい」とカスミソウの出来を確認しました。

 12月中旬には出荷ピークを迎え、年末年始に向けての需要期に期待を込めています。