きくちのまんま新聞

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中学生39人がファームステイ 大変さ・楽しさ実感

 JA菊池青壮年部旭志支部は9月25、26日の2日間、ふるさとファームステイのホスト農家として協力し受け入れました。菊池市旭志中学校の1年生39人が参加し、酪農、肥育、園芸、17戸の農家で農業を体験しました。ファームステイは学校、PTA、JA青壮年部、地域が一体となり取り組んでいます。

 

 酪農家で青壮年部旭志支部の森啓太さん(29)は「私も中学生時代にファームステイを体験しました。地域に恩返しの気持ちでホスト農家になった。子どもたちに農業の大変さと楽しさ両方感じてほしい」と話しました。

 

 牛の誘導や搾乳作業などを体験した中学生は「初めて経験することばかりで牛も大きくて最初は怖かったけれど、だんだん慣れて後ろから手をたたいて歩くと牛を上手く誘導でき楽しかった。大変な作業を毎日頑張っている農家さんはすごいと感じた。この体験で命の大切さも知ることができた」と語りました。

 

 

 同中学校の原田英樹校長は「体験学習ができるのもJA青壮年部や地域の方々の協力のおかげと感謝している。これからも30年以上続いているこの取組みを大事にしていきたい」と話した。体験学習修了後、生徒らは感想文とホスト農家へお礼の手紙を書いた。