きくちのまんま新聞

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メロン高単価確保 JA菊池メロン部会出荷実績を報告

JA菊池メロン部会は8月27日、2024年産春メロン・23年産抑制アールスメロンの出荷実績報告会を菊池市開きました。

 

 24年輸送問題対策として集荷日の限定、ロット数の確保、SNSを活用した市場・産地との情報交換を密にするなど努力しました。企画を組んでの売り込みによる販売対策強化も行い、高単価で昨年並みの販売高を確保しました。

 

 春メロンは、栽培面積の減少や天候不順などによる栽培環境の悪化にも負けず、昨年同様の3L以上中心の大玉傾向で出荷。出荷量は減少したものの高品質を維持し、市場でも高評価でした。品種は「アンデス」「フェスタ」「イエローキング」の3つ。

 19戸が4.2ヘクタールを栽培。販売実績7416万円(前年対比90%)、1ケース10キログラム平均単価2956円(122%)。

 秋メロンは「アルース」で、販売実績679万円(前年対比100%)という結果でした。

 

 春メロン25年産に向けて、生産履歴の記録・回収・チェックの徹底、土壌分析による土作りなどで更なる品質向上に力を入れます。

 

 優秀農家を表彰しました。表彰者は次の通りです。

▽春作の部=古荘正光・貴美子、本田真也、後藤秀孝・眞津代、栗原康敏・三枝子

▽秋作の部=宮﨑文昭・恵美

 

東哲哉組合長から表彰を受ける古荘さん(右)