きくちのまんま新聞

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手厚い指導で農家所得増

 営農部は7月26日、購買担当者と営農指導担当者による合同会議を初めて開きました。資材業者、JAら26人が出席。部署間連携による手厚い指導と生産者の所得アップを目指します。

 

 会議では、生産資材価格高騰に対する販売価格への転嫁や気象状況の変化など生産現場での課題について活発な意見交換を行いました。

 

 酷暑や長雨等による環境的ストレスを軽減し、植物が本来持つ力を引き出す効果のある「バイオスティミュラント資材」についての説明がありました。

 

 園芸課の西本博文課長は「担当者同士が生産者の所得向上に対し、有効な農業資材の情報を共有することが大事」と話しました。

 

 

 JA菊池管内の牛糞堆肥を使用する混合堆肥複合肥料「エコぷらす」の販売強化についても協議しました。

 

 この肥料は作物により元肥時の肥料成分が異なるため、4タイプの商品を販売しており、令和5年度より販売を開始しています。

 

 同JA生産資材課の東慎二課長は「生産現場を熟知している営農指導員と資材店舗が協力し合うことで販売強化に繋がる」と強調しました。