きくちのまんま新聞

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ショウガ ブランド確立へ 酷暑の栽培講習

 JA菊池生姜部会は16日、夏場の栽培講習会を菊池市で開きました。近年続く酷暑による病害虫対策などを学びました。

 

 同部会は、減農薬、優良な種ショウガの供給体制などに取り組み、菊池生姜ブランド確立に向け栽培講習会に力を入れます。現地講習や視察研修も増やしています。

 

 講習会では、県北広域本部の藤本憲太郎主任技師による栽培講習の後、管内の優良生産者圃場で今後の栽培管理や、病害虫防除について学びました。今年は梅雨明け以降の酷暑により、高温障害や病害が多発しており、参加した生産者からは、潅水管理を中心に質問がありました。

 

 森慎一郎部会長は「昨年以上の酷暑により課題も多いが、良質の菊池産ショウガが収穫できるよう、最後まで諦めずに管理していこう」と生産者へ呼び掛けました。

 

 JAの後藤真智園芸係長は「同部会はベテランから若手まで幅広い生産者がいることが強み。講習会を増やすことで交流もできている」と話しました。