きくちのまんま新聞

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イチゴ4億円販売 大玉黒箱や輸出好調

 JA菊池イチゴ部会は、2023年度4億1600万円(前年対比103%)を売り上げた天候不順で一番果出荷のそろいが遅れるも管理作業の徹底を図りました。

 部会は「ひのしずく」を中心に、「ゆうべに」「恋みのり」を扱います。特別販売品(大玉限定の黒箱)や輸出強化、業務提携なども行い有利販売につなげました。

 輸出は7年目となり、香港や台湾へ目玉商品「ひのしずく大玉」の輸出も好調でした。

 24年度、新規栽培者4人が入会予定。若い力とベテランが一つになって販売に努めます。良質苗作り、適期定植・適期管理で消費地に選ばれる産地を目指します。

 

 

 総会と反省会を菊池市で開催しました。古閑信一部会長は「高温、多湿など不安定な気候により、栽培環境も難しく心配されたが、部会員の心を一つにして、品質の良いきくちいちご作りに努められた」と述べました。 

 

 部会員は38戸。市場からは大玉生産で秀品率が高く・食味が良いと評価が高い。生産者は「きくちいちご」のブランド化を目指し、一層の努力と団結を深めることを確認しました。

 

 優績農家19戸を表彰。宮川忠幸さん(菊池)、(株)寿ファーム(七城)、矢島靖雄さん(菊池)らが代表で表彰状を受け取りました。