きくちのまんま新聞

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未来に向けた変化成長 地域農業振興3ヵ年計画 JA菊池第12次地域農業振興大会

JA菊池は8月9日、地域農業振興の3ヵ年計画(2024~2026年度)を示す第12次地域農業振興大会を、JA農業総合情報センターで開きました。「未来に向けた変化成長」をテーマに、魅力ある農業と安心して暮らせる地域づくりを目指す。大会には生産者、JA、行政関係者165人が出席しました。

 

東哲哉組合長が「地域農業の維持・発展と持続可能な経営基盤の確立のため策定した3カ年計画実現に向け、一つとなってまい進しよう」とあいさつ。JAの総合力と有利性を活かし、地域に密着した幅広い活動を織り込んだ計画の具体策は、映像で説明。安定的な食料供給を維持できる適正価格の形成と、農業を通じて地域の基盤を支える担い手の育成と確保に向け実践を行います。

 

計画は「創造的自己改革への挑戦」をメインテーマに出向く体制の構築、組合員や利用者に寄り添った活動と事業で「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」の実現を目標に、自己改革を実践するために策定。自己改革タスクフォースを基軸とし、総合的な利便性を考慮した組織と施設の再編整備計画も作成しました。

 

「『農業振興計画』の実践により、選ばれる農畜産物の生産販売を通じて、農業者の所得増大を目指そう」など、3つの大会スローガンを堤幸子女性部長と山田浩晶青壮年部副委員長が力強くを読み上げました。

記念講演では、熊本県木村敬知事が「今後の熊本県の農業振興について」と題して講演。熊本農業の力強さ、豊かさを語り「JAと県が一つとなって稼げる農業、担い手の確保・育成等に力を入れ、共に食のみやこをつくっていこう」と語りました。