きくちのまんま新聞
2024.01.12
最盛期前に目ならし会 「ほりだし君」「べにはるか」1800トン出荷へ JA菊池甘藷部会
JA菊池甘藷(カンショ)部会は12月19日、サツマイモの出荷最盛期を前に目ならし会を開きました。冬場の需要期に向けて、出荷規格を再確認し、部会員の意識統一を図りました。総出荷量は1800トンを見込んでいます。
ピーク時には日量約15トンを出荷予定。中国・近畿地方、福岡、県内へ来年6月まで出荷を行います。品種はほくほく食感の「ほりだし君」と、しっとり甘い「べにはるか」。市場販売だけでなく、期間限定で行うゆうパックでの注文販売や直売所での販売、出荷形態を簡略化させた取引にも取り組み安定した販売を目指します。大津町を中心に栽培する部会員は28戸で、栽培面積は67ヘクタール。11月に収穫を終え、今後は貯蔵庫で熟成されたものを出荷していきます。
永田宏治部会長は「1月以降出荷のカンショは、しっかりと貯蔵期間もあるため、より甘味が増しておいしい。部会員一丸となって計画的に出荷していく」と気合を入れています。
JA菊池南営農センターの西淳史指導員は「これからが出荷本番。高品質なカンショを出荷し、多くの人に食べてもらいたい」と話しました。