肉牛部会

肉牛部会

肉牛部会について

JA菊池肉牛部会は、黒毛研究会、褐毛研究会、F1研究会、ホルス研究会の4品種の研究会より構成されます。

 

輸入自由化(1988年、日米貿易協定)により、枝肉価格の下落が相次ぎました。その影響により、それまで国産牛肉の主流であった乳用種肥育からF1肥育や黒毛和種肥育に切り替える動きも生じました。現在は酪農部門に於いて、雌雄判別精液の使用が多くなり、乳用種肥育素牛・F1肥育素牛の不足に繋がり、黒毛和種肥育への切り替えが進んでいます。

現在の部会員数は72名。平成30年度実績については

品種名 販売頭数 販売高
黒毛和種 4,243頭 4,731,806千円
褐毛和種 691頭 720,892千円
交雑種 4,251頭 3,151,159千円
乳用種 1,072頭 502,771千円
その他 92頭 19,953千円
肉 牛 計 10,349頭 9,126,580千円

主な販売先(出荷先)については、熊本経済連へ販売を委託し、()熊本畜産流通センター、全農ミートフーズ()九州営業本部、全農ミートフーズ()西日本営業本部、大阪市食肉市場()となっています。

 

生産農家は飼養衛生管理基準を遵守し、それぞれの畜種に適した飼料給与マニュアルに則り、安心安全な牛肉の提供に努めています。

またそれぞれの畜種に於いて、県産ブランド商品が開発されております。黒毛和種は『和王』、褐毛和種は『くまもとのあか牛』、交雑種は『味彩牛』、『厳選味彩牛』、乳用種に於いてはJA菊池独自のブランドである『えこめ牛』にて生産・販売に取り組んでいます。

 

和牛の繁殖牛の一生

和牛を生むための牛(和牛雌牛)は、平均的に9~10歳まで飼われます。8年間で6頭ほどの和牛子牛を産みます。なかには例外もいて、26歳まで飼われたという記録もあります。

誕生

生まれたらすぐに初乳を飲ませます。初乳には病気にかかりにくくなる成分(免疫抗体)が含まれています。
2ヵ月齢くらいから、母乳では栄養が足りなくなるので、少しずつ飼料(別飼い)を与え始めます。骨や筋肉が育つ時期なので、タンパク質が多く必要になります。

出産時体重 35kg
離乳時体重 85kg

離乳3カ月齢

育成牛

4カ月齢

骨や、4つある胃のうち最も大きくて重要な栄養源を吸収する第1胃(ルーメン)が丈夫になるように、粗飼料を多く与えます。この時期に太らせてしまうと、肥育がうまくいきません。

4カ月齢体重 100kg

素牛

10カ月齢

黒毛和種去勢・雌(肥育用)

素牛体重 280kg

肥育牛

前半は骨とルーメンを丈夫に育てることを重視します。後半は、赤い肉の部分と赤い肉の部分の間に脂肪がつくようにして太らせます。牛に肉をつけさせる方法はいろいろありますが、和牛の場合は、ある程度の時間をかけて良質な肉をつくることをめざしています。

出荷

28カ月齢

出荷体重 720kg

 

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