きくちのまんま新聞

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エゴマで多文化交流 菊池農業高校地域資源活用班

熊本県菊池農業高校農業科の地域資源活用班の4人は、多文化交流授業の一環で、韓国から菊池市に移住したイ・キョンジュンさんとエゴマ栽培を通して交流しました。8月5日に初めての交流でエゴマの苗を植えました。9月にはエゴマの葉を収穫し、キムチづくりを計画します。

 

 海外の文化に興味がある同班の農業科3年の田中水彩さんが、菊池市図書館多文化サービスの「にほんご教室」に参加したのがきっかけとなりました。その日の講座のトピック(テーマ)が「海外の野菜のニーズ」で、韓国の農業や食文化などの話をする中で、農業をするイさんと意気投合し、エゴマ栽培とキムチづくり計画へと発展しました。

 

 

 日本ではエゴマのタネを食用油にすることは知られているが、韓国では葉を食べる文化がある。焼いた肉を巻いて食べたり、キムチにして食べ、ご飯にもよく合うと聞いた田中さんは、早速エゴマ栽培を計画。学校に相談し、生育記録の記帳と栽培管理を自分たちですることを条件に、実験用の畑の一角60平方メートルを使える許可を得ました。

 

苗は、毎年エゴマを育てるイさんから分けてもらい、植え方も教えてもらいながら、管理方法やキムチの作り方の話などで盛り上がりました。

 

 田中さんは「9月に収獲するのが楽しみ」と笑顔を見せました。また、「他の外国人の方からも、母国料理を作るための野菜が不足しているとの話も聞いた。必要な野菜を学校で栽培して提供できるようにしたい。図書館と連携し、農業体験や料理教室で、多文化交流をつなげていきたい」と語りました。