ほっと一息
2026.05.21
お天気カレンダー
JA広報通信20226年5月号
気象予報士●檜山靖洋
イラスト:とよだ時
空高く
6月の空は、表情の「喜怒哀楽」の変化が大きい季節です。
晴れれば、夏至に近い太陽は空高く昇ります。強い日差しが照り付け、地面を熱します。その分、上昇気流も強まりやすく、条件がそろえば積乱雲が空高く発達します。
ひとたび空が牙をむけば、短時間の非常に激しい雨や雷、ひょう、竜巻などの激しい突風をもたらすこともあります。空の急変が起こりやすいこの時期は、最新の天気予報や詳しい防災気象情報、気象レーダーなどを小まめにチェックすることが必要です。
ただ、それと同じくらい大切なのは、自分の目で空の変化に気付くことです。雲の色が濃くなったり、急に冷たい風が吹き出したり、遠くで雷鳴が聞こえたりしたら、積乱雲が近づいているサインです。身を守る行動につなげることが大切です。情報と感覚の両方で空と向き合って、安全に過ごせるようにしましょう。


気象予報士・防災士
檜山 靖洋(ひやま やすひろ)
1973年横浜市生まれ。
明治大学政治経済学部政治学科を卒業後、印刷会社に就職。
1999年に気象予報士を取得し気象会社へ転職。
2005年からNHKの気象キャスターに。
朝のニュース番組「おはよう日本」の気象情報に出演中。


