ほっと一息

ほっと一息

2026.04.06

体を動かすためのヒント

JA広報通信2026年4月号

日本体育大学准教授●伊藤由美子
イラスト:出口由加子

腕を振って開いてグー&パー♪

 

 「最近、ペットボトルのふたが開けづらくなった」「指先を使う細かい作業に時間がかかるようになった」などと感じることはありませんか。
 握力は高齢期を迎えると低下し、男性65~69歳の平均値は約39kg(35~39歳が最も高く約46kg)、女性65~69歳の平均値は約25kg(40~44歳が最も高く約28kg)となっています(スポーツ庁「令和6年度体力・運動能力調査報告書」より)。 
 今回は、腕を振る運動と手のひらを握ったり開いたりする運動をご紹介します。握力は全身の筋力を反映する指標として利用されている場合もあります。指先を動かして血行促進や脳の活性化を図りましょう。

レッツ、トライ ! 腕を振る運動+手のひらグーパー

 

 

(1)いすに座り、腕を曲げて準備をします。

 

 

(2)腕を後ろに引きます。

 

 

(3)腕を前に振ります。

 

 

(4)手のひらをパーの状態にします。

 

 

(5)ゆっくりとグーの状態にします。

 

 

(6)(4)の姿勢に戻ります。

 

 

 

ポイント
慣れてきたら、かかとを上げ下げしてリズムを取りながら実施してみましょう。

※初めは無理をせず、ゆっくりとできる範囲で続けましょう。

 

日本体操協会公認体操プログラム
「The Taiso(ザ・タイソウ)」
20秒バージョン
号令あり

 

号令なし

 

 

日本体育大学 准教授
伊藤 由美子(いとうゆみこ)

 

千葉県生まれ、農業を営む両親の元で育つ。
日本体育大学大学院 体育科学研究科 博士前期課程 体育科学専攻健康科学・スポーツ医科学系修了。専門領域は体操。
(公財)日本体操協会 Gymnastics for All委員会 委員長
国際体操連盟(FIG)Gymnastics for All委員会 委員