きくちのまんま新聞
2025.12.31
農業への熱い思い分かち合う 菊池地方青年農業者クラブ連絡協議会
菊池地方青年農業者クラブ(4HC)連絡協議会は12月5日、合志市の熊本県立農業大学校の研修交流館で菊池地方青年農業者会議を開きました。参加者らは経営改善に向けて、日頃から取り組んだことの成果や農業に対する熱い思いを発表。

同連絡協議会の青年農業者や農業関係組織、JA、行政関係、熊本県立農業大学校農学部の1、2年生ら約60人が参加しました。
現場での課題や解決法について5人が発表。「環境測定で売上UP~数字で育てるカスミソウ~」と題して発表した坂本さんを1位に選ばれました。坂本さんは、合志市でカスミソウを栽培しています。環境測定機器を導入し、アプリでハウス温度を管理。リアルタイムでスマホでの温度・湿度が可視化でき、状況を見てハウスの開閉などの管理作業を行い、結果を数字でデータ化。効果や評価を分析しました。発表者は、取り組み成果と共に夢や目標なども語りました。

また、農大生の発表も行い、地域農業発展に向けた展望も分かちあいました。
その他入賞者は次の通り。
▽2位=木下彰(アスパラガス)
▽新人賞=友田陽天(施設園芸)


