きくちのまんま新聞

きくちのまんま新聞

「菊池トルコ」ベースアップへ! トルコギキョウ査定会 JA菊池花卉(かき)部会

JA菊池花卉(かき)部会は11月28日、トルコギキョウの出荷本番を前に出荷査定会を開きました。「菊池トルコ」のベースアップに向け、出荷規格の大幅な変更と現地検討会の強化を決めました。

 

トルコギキョウの品種は多種多様で栽培管理、出荷調整作業に手間がかかります。同部会は生産者の負担軽減と品質向上、レベルアップに向け、市場担当者との協議を重ね、今シーズン出荷規格の変更を決めました。

 

同部会トルコギキョウ専門委員長の本山さんは「こまめな芽整理を行い品質向上を図るため、定期的な現地検討会を行います。部会員の意識統一で花もちが良く、ボリュームのある菊池トルコブランドを確立したいです」と語りました。

 

JA担当の冨田指導員は「気候変動により、栽培管理も難しくなっている。生産者の手間を少なくし、品質向上を目指し、現地検討会や全体研修を増やして、品質の良いトルコギキョウを届けていきたい」と話しました。

 

専門委員会では、需要期の年末年始に向け、収穫、調整、選別、仕立ての4項目に細かなチェックポイントを定め、地域性や季節感、消費者ニーズに合った色や形に応えようと品種検討を重ねます。現在の出荷品種は約150種類。生産者20人が6月まで出荷します。