きくちのまんま新聞
2025.10.21
10月限定「ハロウィンスイカ」出荷中 JA菊池すいか部会
JA菊池すいか部会がJAと合志市とタイアップして立ち上げた「ハロウィンスイカ」が10月3日から出荷が始り、中旬に最盛期となり29日まで出荷予定です。選りすぐり4000玉の出荷見込んでいます。
品種は「ひときわ」。種が少なく、糖度は10度以上と甘く、やさしいシャリ感が好評です。2018年から出荷が始り、楽しみにしているファンもいらっしゃいます。県内と関東、関西へ出荷しています。
ただ、7月からの真夏の栽培は難しく、近年の異常気象調と「ひときわ」品種の管理には生産者の苦労があるんです。長年培ったスイカ栽培の知恵と試行錯誤しながら栽培に取り組んでいます。部会員精鋭6人が栽培しています。
安武茂部会長は「栽培管理は難しいが、種がほとんどないので食べやすく、触感と上品な甘さは他のスイカに勝る。是非味わってほしい」と話しました。
同部会は、春スイカをメインに、秋にはキュウリやホウレンソウを栽培するが、国事業の産地パワーアップ事業で取り入れた「低コスト耐候性ハウス」の有効活用にと、10月に収穫する「秋スイカ」に挑戦しています。
「ひときわ」より作りやすい品種「羅王ザスイート」も10月いっぱい出荷します。抑制スイカ「秋スイカ」として販売。14戸が16000玉の出荷を見込んでいます。