きくちのまんま新聞
2025.08.19
農作業の負担軽減、熱中症対策にも ラジコン除草機実演会 県北広域本部
県北広域本部農業普及・振興課はラジコン除草機実演会を8月6日、菊池市旭志伊萩の圃場で開きました。(農)杉井川、JA菊池が協力。4社が6機種の実演を行いました。地域営農法人他関係者50人が参加しました。
急斜面(傾斜角40度以上)の除草作業に、ラジコン除草機を活用することで、作業の安全確保、作業者の負担軽減、また熱中症対策にも期待されます。その実用性の検証と、生産者への周知を目的に開きました。
九州初機種の実演もあり、参加者はそれぞれの機種の動きや状況を確認。カメラ搭載携帯電話で、写真や動画を撮影。ラジコン式は遠隔操作が可能で、安全性や熱中症対策にも期待できると注目されています。
菊池市の法人リーダーは「実際に見て、説明もありわかりやすくイメージしやすくなった」「中山間地などの急傾斜の草取りには苦労しています。このような機械があると安全で、省力化にもなります。リースもあり、補助事業も活用できるので検討したい」と話しました。