きくちのまんま新聞

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職員が早乙女姿で田植え 菊池神社御田植祭 JA菊池

熊本県菊池市今地区の菊池神社献田で6月23日、御田植祭が行われ、JA菊池の女性職員4人が早乙女に扮(分)して「ヒノヒカリ」の苗を植えました。神職が雅楽を演奏する中、白丁(はくちょう)姿の神社総代と共に一株ずつ、丁寧に植え付けました。

 

 

 

 御田植祭は菊池地方の豊作を祈願する伝統行事で、1958年から続く。神社奉賛会員やJA、行政関係者25人が参列。太田主の木下彰さんが栽培管理をします。稲は12月の同神社新嘗(にいなめ)祭に奉納されます。

 

 木下さんは「しっかり管理し、おいしくお供えできるお米ができればと思う」と話しました。

 

 早乙女役を務めたJA職員の森下穂和美さんは「おいしいお米に育ってほしいと思いながら植えた。手で植える大変さを感じ、改めてお米に感謝して食べたい」と話しました。