きくちのまんま新聞

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休耕田に花菖蒲満開 手入れ惜しまず30年 菊池市旭志

菊池市旭志の農家・三池千佳子さん(82)自宅前の千平方メートルの休耕田に数種類の花菖蒲が見ごろを迎え、近隣の人の目を楽しませています。守り続けて30年、この時期に合わせて同級会やJA女性部OB会などでも花見とともに盛り上がります。

 

三池さんは1995年に知人から譲り受けた苗で栽培始め、株分け、除草作業などを続けてきました。肥育農家だった三池さんは自家製の堆肥を投入し、毎年一面に大輪の花が咲く。花が咲くと毎日見回り、枯れた花は手摘みして小まめな管理を惜しまず行っています。「草取りなどの管理は大変だが、みなさんが楽しみに待っているのでやめられない。近所の友人が手伝ってくれるので助かる」と笑顔を見せた。花菖蒲の合間にはグラジオラスも咲き始めていました。