きくちのまんま新聞
2025.06.03
役員交代で初の女性部会長 JA菊池酪農部会総会
JA菊池酪農部会は23日、2024年度部会総会をJA情報センターで開きました。役員改選があり、大津支部の津田恵美さんが女性初の部会長に就任しました。副部会長には旭志支部の坂本克彦さん、乳質改善委員長に後藤勝さんが就任。新体制で西日本有数の酪農地帯を守ろうと意識を高めました。
同部会は酪農情勢の厳しい中、部会員の減少が続くも乳質改善活動に力を入れ、質の向上と乳量アップを図ります。部会発足時から目標としていた「年間生乳生産量8万トン」を18年に突破し維持し続けています。
2期6年部会長を務めた森浩一郎さんは「消費低迷や農地の減少などの問題解決には、部会員の団結と消費者への理解活動の強化が必要。女性の声と若手後継者の声を合わせて、時代に対応し乗り越えよう」と新役員にエールを送った。新部長の津田さんは「一生懸命頑張ります」と力強くあいさつしました。
24年度乳質・乳成分の優秀者10人を表彰。上位入賞者は次の通り。
▽1位=(株)齋藤畜産▽2位=大村達也▽3位山下誠也
◇6年連表彰者=右田祐樹