きくちのまんま新聞
2025.05.17
ニンジンジュース「うまcarott」完成 うまかろ~!
菊陽町とJA菊池、JA熊本果実連は4月下旬、町立武蔵ヶ丘北小学校でニンジンを使ったジュースの新商品発表会を開きました。3者は2月に「地域農業の活性化に向けた連携協力に関する包括協定」を締結。果実連が西日本有数の産地・菊陽町特産のニンジンで開発を進めてきました。
商品名「うまcarrot(キャロット)」、キャッチコピーは「にんじんばたけのみなさんありがとう」。
商品名とキャッチコピーは、町が2024年12月から町内の小中学生に募っていました。ネーミングには1201人が応募。キャッチコピーに採用された同校4年の武井蓮介さんに、𠮷本孝寿町長が感謝状を贈りました。
吉本町長は「特産品を使ったジュースが誕生した。児童の食育・健康に寄与し、未来につながることを期待する」と述べました。 JAの東哲哉組合長は「農家が丹精して育てたニンジンを地域の皆さんに愛してもらいたい。子どもたちの栄養源として貢献できて嬉しい」と語りました。果実連の橋本明利会長は「児童にも飲みやすく仕上がっている。農業と工業の両立を目指す町の農業活性化や環境保全に貢献したい」と話しました。
5月から果実連のECサイトやJAで発売。5月中旬から年3回町内の小中学校の給食で提供する予定です。
発表会では4年66人に「うまcarrot」について説明しました。町のキャラクター「キャロッピー」君と果実連の「ジューシーくん」が登場すると、児童の歓声につつまれました。
JAニンジン選果場は、10月の竣工に向けて増設が進んでいます。ジュース用に規格外品を供給し、廃棄を減らして農家の所得向上を図ります。