きくちのまんま新聞
2025.05.01
ニンジン受け入れを増強 JA菊池選果施設起工式
JA菊池は4月15日、人参選果施設工事起工式を建設予定地の菊陽町で行いました。役職員や生産者代表、関係者ら64人が出席し、工事の安全を祈願しました。
東哲哉代表理事組合長は「受け入れ体制を強化し、生産者の所得向上を目指したい。安全に配慮し、稼働開始に向け無事に工事が完遂されることを願う」とあいさつ。
菊陽町・大津町のニンジンは国の産地指定を受けており、生産が盛んだ。日量の出荷数量を増やすため、令和6年度補助事業を活用し、現在運営する選果施設に隣接して建設します。完成予定は2025年10月。冬人参の出荷に合わせ、11月に稼働開始予定。2023年度年間出荷量3977トンを7200トンに増やす計画です。
同JAは今年2月に菊陽町とJA熊本果実連と農業活性化に向けた包括協定を結んでおり、選果施設の稼働に伴い一定量発生する規格外品のニンジンを使ったジュース開発を進め、農家所得向上と地域活性化を目指しています。