きくちのまんま新聞

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風味良く柔らかい春芽アスパラガス出荷 JA菊池アスパラガス部会

JA菊池アスパラガス部会の春芽グリーンアスパラガスの出荷が順調です。品質良好で風味良く、柔らかいと市場での評価も高いです。日量500キロを県内、中京方面へ出荷します。

 

山田浩晶部会長は「例年にない冷え込みが続き出荷始めは2週間ほど遅れた。近年、経験したことが無いような栽培環境となっているが、部会員同士の意見交換の場を持ちながら高品質のアスパラガス生産に取り組んでいる」と話しました。

 

 

JA営農部園芸課の後藤真智係長は「昨年からの養分転流不足や保温開始時期の低温などが影響し、出荷量は伸びていないが品質は問題ない」と話す。また、「新規や若手生産者が増えているので、部会長の提案による生産者主体の勉強会を増やし、更なる品質向上を目指したい」と意欲を燃やす。部会では、今の時期が年間を通しても一番「甘さ」や「みずみずしさ」を感じることが出来る時期なので、県内外での試食宣伝会にも取り組んでいます。

 

同部会員は土づくりに力を入れ、栽培講習会も増やし、環境に優しい、安全・安心な作物づくりに心掛けています。

 

生産者47戸、栽培面積9.2ヘクタール。部会員一丸となって反収(10アール当たり)2トンを目指します。春芽出荷は6月上旬までです。