きくちのまんま新聞

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冬ゴボウから春ゴボウへしっかりつなごう 高品質の「きくちのまんまゴボウ」を消費地へ JA菊池ゴボウ部会

JA菊池ゴボウ部会は3月13日に市場取引会議を菊池中央支所会議室で、春ゴボウ出荷査定会を14日にJA北営農センターで開きました。気候変動により作物全般が品薄傾向の中、市場担当者より情勢報告を聞き、生産者の想いも伝えました。

 

 

JA菊池の春ゴボウは、風味良く、柔らかいのが特徴で、春を呼ぶ「新ゴボウ」として消費地で大変人気です。冬ゴボウの出荷が続く中、生産者は春ゴボウの栽培管理にも忙しい日々です。

 

 

上野洋一部会長は「気温変動に悩まされるも春ゴボウの生育は順調。市場の要望に応えられるよう努力したい」と話しました。

 

JA販売担当の石原誓志郎さんが出荷基準・出荷企画を説明。「生産現場の状況もしっかり伝え、市場と情報交換を密にしながら有利販売につないでいきたい」と気合いを入れます。

 

 

春ゴボウの出荷スタートは3月20日頃で、4月中旬から5月中旬に最盛期を迎え、6月下旬まで出荷します。35万ケース(1箱2キロ)を見込んでいます。

 

 

 査定会前の市場取引会議は10年前から続いています。今回の会議には7社が、査定会には5社が参加し、冬ゴボウ播種期の夏場の猛暑対策なども話し合いました。3月末には部会女性部による販売会なども計画し売り込みをかけます。春ゴボウ生産者65戸、栽培面積59ヘクタール。