きくちのまんま新聞
2025.03.13
定期的な栽培講習と現地検討会で反収増加を目指す JA菊池生姜部会
JA菊池生姜部会は2月20日、2024年度総会と出荷報告会を開きました。収量アップ、優良種子の確保、安全・安心な生産、販売先との情報交換強化で25年度は出荷量96トン、10アール当たり平均収量4トンを目指します。
同部会は、減農薬、他園芸品目の複合経営による生産性向上、優良種ショウガの供給体制の確立などに取り組んでいます。
森慎一郎部会長は「近年の異常気象には悩まされる。24年度は小ぶり傾向となったが、品質の徹底で高単価を維持した。優良産地として生き残るために種子の選定も厳しく行っていく」と話しました。
25年度作付面積は341アール、生産者は28戸。
JAでショウガを担当する後藤真智さんは「ベテランから若手まで幅広い生産者がいるので知恵を分かち合い、更なる品質向上を目指したい。定期的な栽培講習と現地検討会で、生産現場に合わせた指導に力をいれたい」と力強く話しました。
反収賞では松原和典さんを表彰し、東哲哉組合長が、松原さんの母・京子さんに賞状を手渡しました。