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2025.02.22
「菊池水田ごぼう」冬ゴボウ3月まで700トン JA菊池ゴボウ部会
JA菊池ゴボウ部会は「菊池水田ごぼう」の冬ゴボウを継続出荷中です。春ゴボウの管理をしながら3月いっぱいまでの出荷量700トンを見込みます。
播種(はしゅ)期の高温干ばつで遅れていた生育も回復し、香り良く品質良好。日量2000~3000ケース(1ケース2キロ)を関東、関西、九州一円に出荷する。
生産者77戸が87ヘクタールで栽培。検査員による出荷時の検査を厳しくし、品質の統一に力を入れます。
上野洋一部会長は「天候には悩まされるが、寒もほどよく甘みと旨味を増しておいしくなっている。2月は春ゴボウの管理作業も入るが、良い常態で春ゴボウにつないでいきたい」と話しました。
米の減反政策の一つとして始まった冬ゴボウ栽培は、農家の収入確保のために本格的に導入されました。
JA販売担当の石原誓志郎さんは「2019年に地理的表示(GI)を取得し、部会員の意識も高まり品質も向上。市場での引合いも強い。情報交換をしっかりしてこれからも売り込んでいきたい」と意欲を燃やします。